●プレゼントつき・7月に読みたい児童書 (2004年6月25日) 雨の続く季節。部屋のなかで過ごす時間が多くなりますね。静かに遊んでいるなぁと思うと、一心に絵を描いているときがあります。子どもの描く絵は、ときに大人をハッとさせるものがありませんか？　今月のエッセーでは、そんな子どもの絵をめぐる話題に触れられています。そして、紹介するのは、現代の古典と評価されているタイム・ファンタジーの名作です。 『トムは真夜中の庭で』（フィリッパ・ピアス作、高杉一郎訳／岩波書店） 弟がはしかにかかったトムは叔父さん夫婦の家に預けられた。しばらくの間とはいえ、子どものいない叔父さんの家では、庭もなく、退屈したトムは、遊びたくてうずうず。そんなある夜、眠れずにベッドにいたトムは階下の大時計が１３時を打つのを耳にします。おかしいと思って起きだしたトムが見たものは…。 ＊「子どもの心と本の世界」 （2000年4月〜2001年3月）6月より抜粋。 ＊エッセー本文はこちら。絵本の紹介文はこちら。 ◆プレゼントのお知らせ◆ 募集は終了しました ＣＲＮメンバーズに登録されている方から抽選で1名様に『トムは真夜中の庭で』をプレゼントします。（ＣＲＮメンバーズの登録がまだな方はこちらからご登録ください。） ＊「子どもの心と本の世界」 （2000年4月〜2001年3月）は、子育てに関するエッセーと、時節に合わせて毎月1冊ずつ児童書を紹介する人気の連載です。