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●プレゼントつき・5月に読みたい児童書
(2006年4月21日)

『ジルベルトとかぜ』は、アメリカの絵本作家、マリー・ホール・エッツの絵本です。新婚旅行の直後に夫を病気で失い、自らも予防接種の医療事故のために病身となったマリー。やがて絵本を描きはじめるようになりました。

…ジルベルトとジルベルトのおかあさん それからぺぺ みんなありがとう このほんをつくるのをたすけてくれて…

これは絵本の冒頭に寄せられているメッセージです。度重なる不幸にみまわれながらも生き続けられたのは、絵本への情熱と周囲への感謝を忘れない温かい心があったからではないでしょうか。


『ジルベルトとかぜ』(マリー・ホール・エッツ/作、たなべいすず/訳、冨山房)

ジルベルトは風が大好き。風と遊ぶのが好き。風は友だちです。でも、風にはいろんな表情があって、風との過ごし方もさまざまです。目には見えない風を、手に取るように見える存在として描いた絵本。風と自由に戯れる少年は、最後に「…ぼくは よこに なって ふたりして ねるんだ――あの やなぎの きのしたで」。(本文より。読んであげるなら4,5歳から)

*「子どもの心と本の世界」 (2000年4月~2001年3月)5月より抜粋。エッセー本文はこちら。絵本の紹介文はこちら

◆プレゼントのお知らせ◆ 募集は終了しました
CRNメンバーズに登録されている方から抽選で1名様に本書『ジルベルトとかぜ』をプレゼントします。(CRNメンバーズの登録がまだな方はこちらからご登録ください。)

「子どもの心と本の世界」 (2000年4月~2001年3月)は、子育てに関するエッセーと、時節に合わせて毎月1冊ずつ児童書を紹介する人気の連載です。


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