●HOME●
●図書館へ戻る●
●CRNイベントへ戻る●

公開講演会
思春期の親子関係を考える −日米の比較から−

  実施概要
日時 2001年4月7日(土)14:00〜16:30
場所 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館 201教室
主催 お茶の水女子大学生活科学部 家族社会学研究室
後援 日本家族社会学会,日本思春期学会,日本家政学会家族関係学部会,
チャイルド・リサーチ・ネット(CRN),ベネッセ教育研究所

  講師紹介
ロバート・ストローム(アリゾナ州立大学教授・生涯発達心理学)
清永賢二(日本女子大学教授・教育社会学)
(通訳)森嶌由紀子(武蔵大学非常勤講師)

  コーディネーター
牧野カツコ(お茶の水女子大学教授・家族社会学)

  講演概要
〈講演のはじめに〉
牧野カツコ--今日はお忙しい中を公開講演会にご参加くださいまして、本当にありがとうございます。チャイルド・リサーチ・ネットとベネッセ教育研究所のご後援によりまして、この会を開催することができました。ありがとうございます。
 申し遅れましたが、私はこの講演会のコーディネートをさせていただきます牧野カツコと申します。ロバート・ストローム先生と清永賢二先生がご参加いただけるということになり、大変嬉しく思っております。
 本日の公開講演会では、10代の若者の問題が後をたたないという日本の現状をふまえて、親は子どもとどのように接すればよいのかというお話を先生方からうかがいたいと思います。
 まず、ロバート・ストローム先生にお話していただき、そのあと、清永賢二先生に日本の特徴などについてお話をうかがいたいと思います。

思春期の親子関係を考える−日米の比較から−
  Parent and Adolescent Relationships in Japan and the United States
Robert Strom, Ph.D.(アリゾナ州立大学教授 発達心理学)
通訳:森嶌由紀子(武蔵大学非常勤講師)
  1. 思春期の子どもから学ぶことと権威の逆転
  2. 友情の形成とデートに関する話し合い
  3. 複雑な環境におけるストレスの対処の仕方
  4. 家族の意見の相違を認めて表現すること
  5. 創造的思考をサポートするための環境づくり
  6. 父親と息子に対する家族の期待を変化させること
  7. いじめる子とその親に対する特別な教育の提供
  8. 結論

3つの課題:思春期・家族・問題行動を巡る一考察
清永賢二(日本女子大学人間社会学部教育学科助教授)
  1. 問題提起〜「思春期」の再定義の必要性
  2. 思春期における「親子関係」のあり方
  3. 親子関係の病理性はどこにあるのか

質疑応答
  ・ 親子関係の危機の連関
  ・ 相互作用の長短は親子関係を規定するのか?
  ・ 親の子離れ〜新しい子育てのスタイルとは
  ・ 乳幼児の時の親子関係は
  ・ 最後に


先頭へ


Copyright (c) 1996-, Child Research Net, All rights reserved.