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※上記データに関しては,「教職志望者」と「非教職志望者」のとの間に,統計的に5%水準で有意差があると判断されました。 |
上記データをグラフ化したものはこちらへ 「大学生の教師観調査」自由記述より |
上の表を見ると,「教職志望者」はいじめを教師の責任と考えるものの,学級崩壊は必ずしも教師の力量不足によるものではないと考えています。しかし,原因は何であれ,責任はどこにあろうとも,教師は目の前の問題に対応することを求められます。児童・生徒が「口で言ってもきかない」場合でも,「教職志望者」は「体罰」を否定する傾向にあります。 その場合,教師は一人で対応しきれるのでしょうか。親(家庭)との連携は必要ないのでしょうか。それならば,親の信頼を得ることも必要ではないでしょうか。またそもそも,子どもからの信頼を教師が獲得していれば,「荒れ」の問題はある程度は防げるのではないでしょうか。それとも,昨今の「荒れ」の問題は,子どもの信頼を得る以前の問題なのでしょうか。 |
〜信頼関係は必要だが,それを全員に対して求める必要もないのではないか 今回は「教職志望者」と「非教職志望者」を明記しました。 ※ここでの「大学生の意見」は,「大学生の教師観調査」にご協力いただいた大学生のうち,「さらにアンケートなどに協力できる」と回答くださった方に,冒頭の表3−1〜表3−3までをご覧いただいた上で,ご意見をいただいたものです。
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〜学校全体や親との連携により対応する。体罰は無駄な行為である。 学校現場を「教師」として体験したことのない大学生には見えない,現場ならではの苦悩や,現場にいるからこそ分かることもあります。 ※以下の意見は,「大学生の教師観調査」の結果を踏まえて,現場の先生方に記述式のアンケートをお願いしたものからの記述です。
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〜「荒れ」によりよく対処していくために |