「ティーンズ・ネット」を通して、子どもたちがインターネットの中でどのような活動をしているのかを調査してきた。その過程で、子どもが集うコミュニティサイトに出会った。
子どもたちはインターネットの中で、日記を書いたり、詩をつくったり、絵を描いたり、おしゃべりをしたり・・・インターネットを使っているという点を除いては特別なことはしていない。しかし、コミュニティサイトが提供する様々な機能が、子どもたちの自己表現とコミュニケーションを促進しているのは事実であろう。
そこで、コミュニティサイトそのものや、サイトが提供する機能に対して、子どもたちはどのように意識し利用しているのか。ネチケット、著作権、個人情報についての知識や意識の程度、どのように実践されているのか。また、大人と子どもに違いはあるのか。これらの問いを調査するために、コミュニティサイトを参与観察調査することにした。
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プロジェクト |
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10代SNS |
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10代限定のSNS(招待制)をつくり、子どもたちの活動の様子、友人関係の派生、コメントのやり取りなどの参与観察調査をする。 |
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Teens Research Net |
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コミュニティサイト内にTeens Research Net というサークルをつくり、研究員が、実際に子どもたちと同じ立場でコミュニティサイトに参加しながら、参与観察調査をする。 |
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考察
・「子どもの友だち形成とコミュニケーション」
・「ネットに集う子どもたちの動向調査」
・「Teens Research Netの活動報告書」
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